捨コンは基礎の部分に敷きます。
基礎を打つ前に敷くコンクリートのことで、主に
墨出し
(実際に位置を示すもの)をしやすくするためのものです。
「捨て」という言葉が使われるので、意味がないように思われますが非常に大事な役割を果たすのです。
いよいよ、本格的に工事が始まります。まずは
柱状(ちゅうじょう)改良と呼ばれる、地盤改良工事です。
この柱状改良は
地盤調査を事前に行い、建物の
重量や
大きさ により施工する箇所や数量が決定されます。
セメント系の固化材と
水を混合した改良材を、施工機(ドリルのようなもの)から流し込み、
円錐の柱が地中内に出来上がります。
鉄筋コンクリート造の建物は、木造や鉄骨造に比べて非常に
重く頑丈な建物です。
(そこが鉄筋コンクリート造の
強みなのですが)
これを支える
土台がしっかりしていなければ、意味がありません。
柱状改良の
メリットは、建物を支える強度を
長年にわたり維持できることです。
丈夫で長持ちする、鉄筋コンクリート住宅を支える存在として柱状改良は欠かすことの出来ない工事です。
工事の
着工に先立ち、お施主様立ち会いの下、
地鎮祭を行いました。
この地鎮祭とは
「土地の神
(氏神)を鎮め、土地を利用させてもらうことの
許しを得る」ために行うそうです。
神式や
仏式によっての違いはありますが、工事の
無事を祈るための儀式として主に行われています。
地鎮祭や
上棟式はお客様とご相談の上、実施するかどうかを決めております。